火災や台風、水漏れなどで被害を受けたとき、火災保険がいくらおりるのかご存じですか？実は100万円以上受け取れるケースも少なくありません。この記事では、災害別の支払い事例や金額の目安、損をしないための申請ポイントまでわかりやすく解説します。適切に申請して損しないようにしましょう。
実は100万円以上おりるケースも！火災保険の支払い事例まとめ
火災保険は「火事」だけでなく、風災、水漏れ、破損などさまざまな災害・事故に対応しています。保険金が多くなる事例は地震による外壁・基礎への被害や、強風・雹による屋根の被害などです。また、家事など家具の移動中の事故、子どもによる損傷なども、災害と比べると額は小さくなりますが保険金は給付されます。
この章では、被害の種類ごとに、どんなときに保険金が支払われるのか、金額の目安はどれくらいかを具体的に紹介します。あなたの身の回りで起きたことも、実は保険の対象になるかもしれません。
風災・雪災ではいくらおりる？
台風や大雪で屋根や外構が壊れた場合、被害の程度によっては50万〜100万円前後の支払いがされることもあります。
雪は地域によりよりますが、台風・強風は地域問わずに起こる災害で、申請事例が多い災害の一つです。
また、被害範囲も大きく（屋根、雨樋、カーポート、窓など）、給付金額も大きくなりがちです。
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破損・汚損事故ではいくらおりる？
給付金額がそれほど大きくなるわけではありませんが、不意に物をぶつけて壁やドアを壊してしまった場合、子どもが遊んでいて部屋の中に損傷ができた場合などでも状況によっては10万〜50万円の保険金が出る可能性があります。
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水災、水漏れ・水濡れではいくらおりる？
水害による建物や家財の損害は大きくなりがちで、100万円以上の保険金が支払われることも珍しくありません。
また、水漏れによる天井や壁の損傷には、30万〜80万円程度の保険金が支払われるケースが多く見られます。
火災ではいくらおりる？
火災で被害を受けた場合、保険会社や外部調査員の調査をもとに「全焼」「半焼」「一部損」のいずれかに区分されます。これにより、支払われる保険金額が決まります。
| 程度 | 定義 |
|---|---|
| 全焼 | 建物の延べ面積の80％以上が焼失、または損害額が保険金額の80％を超える場合に「全焼」と判断されます。 この場合、保険金額の全額が支払われるのが一般的です。 例：保険金額3,000万円 → 損害が全焼と判断されれば3,000万円が支払われます。 |
| 半焼 | 建物の一部は残っているものの、修復に大きな費用がかかる状態です。 「半焼」と聞くと保険金が半額になると誤解されがちですが、実際には修復に必要な実費が支払われます。 例：保険金額3,000万円・被害額1,700万円 → 1,700万円が支払われます。 |
| 一部損 | 建物の一部に被害があるものの、再建ではなく修繕で対応できるケースです。 この場合も被害の割合ではなく、実際に必要な修理費用が保険金として支払われます。 例：建物の3割が損傷 → 修理費用800万円なら800万円が支払われます。 |
火災で支払われるのは以下のケースですので注意しましょう。
【補償されるケース】
・自宅で火災が起きて建物が燃えた場合
・隣家の火事によって自宅が焼けた場合
【補償されないケース】
・契約者や家族の故意・重大な過失による火災
・地震など自然災害が原因の火災
なお、契約に「免責金額」が設定されている場合は、その金額を差し引いた額が支払われます。
地震ではいくらおりる？一番高額になるのが地震！
地震により自宅に損傷が出た場合、地震保険が適用されます。地震保険は高額になりやすい傾向にあります。
※地震保険に入っていない方は対象外となりますのでご注意ください。
地震保険では、建物や家財の壊れ方に応じて「全損・大半損・小半損・一部損」の4段階で判定され、認定に応じた割合の保険金が支払われます。
被害が軽く「一部損」にも満たない場合は保険金は支払われません。
判定の基準や支払割合は、どの保険会社でも同じです。
| 損害の程度 | 支払われる金額の目安 |
|---|---|
| 全損 | 地震保険の保険金額の100％ |
| 大半損 | 地震保険の保険金額の60％ |
| 小半損 | 地震保険の保険金額の30％ |
| 一部損 | 地震保険の保険金額の5％ |
たとえば、建物の地震保険を1,000万円で契約していて「小半損（30％）」と認定された場合、
👉 1,000万円 × 30％ = 300万円 の保険金が支払われます。
※地震保険は火災保険とは異なり、被害に応じて割合で支払われます。
▶️ 地震の申請事例はこちら
火災保険が「おりない・減額される」よくある落とし穴
「保険に入っていれば安心」と思いがちですが、実際には火災保険が支払われない、あるいは大幅に減額されてしまうケースも少なくありません。特に申請のやり方や契約内容に関する知識がないまま自己判断で進めると、本来もらえるはずだった金額を受け取れない可能性も。保険金請求では、契約の条件・申請の仕方・提出書類など、見落としやすいポイントが多く存在します。この章では、知らないと損をする「よくある落とし穴」について、具体的な例を交えながら解説します。
契約内容により給付されない
火災保険の契約をするときに「免責金額」を設定した方も多いのではないでしょうか。免責金額を高く設定すると、災害が起きた時の自己負担額が大きくなる一方、保険料が安くなります。反対に、免責金額を安く設定すると、災害が起きた時の自己負担額は少なく済みますが、保険料が高くなります。
免責金額を設定している場合、保険金の支払い方法はフランチャイズ方式と免責方式（エクセス方式）の2つの方式があります。
| 支払形式 | 支払額 |
|---|---|
| フランチャイズ方式 | 一定の損害額までは自己負担だが、それ以上は全て補償される 例1）免責額が10万、損害額が8万の場合 →給付額は0円 例2）免責額が10万、損害額が15万の場合 →給付額は15万円 |
| 免責方式（エクセス方式） | 損害額と免責額の差額を受け取れる 例1）免責額が5万、損害額が3万の場合 →給付金額は0円 例2）免責額が5万、損害額が8万の場合 →給付額は3万円 |
契約形態によっては、一定の損害額まで補償されません。
証拠不十分や書類不備で保険金が減額される理由
損害箇所の写真が不明瞭だったり、修理見積もりが不適切だったりすると、保険会社は正確な損害額を判断できず、減額や不支給となる可能性が高くなります。証拠の整備が非常に重要です。
被害から3年以上の時間が経っている
申請は被害から3年以内に行う必要があります。それを過ぎると、経年劣化と判断され、給付されなくなる可能性が高くなります。
「これは経年劣化だから無理だろう」「火事じゃないから対象外かも」と自己判断して申請を見送る方が多いですが、実際には補償対象である場合も多々あります。専門知識のある第三者の判断が重要です。
簡単10秒診断！
過去火災保険を申請したことはありますか？
ご自宅に傷や汚れなどの箇所はありますか？
屋根の点検をしたことはありますか？
火災保険の申請はプロに任せるとこんなに違う！
火災保険は、被害を受けたら自動的にお金がもらえるものではありません。正確な申請手順を踏み、適切な書類や証拠をそろえて初めて、納得のいく保険金を受け取ることができます。
しかし、自己申請では本来もらえるはずの金額よりも減額されたり、屋根や外壁など被害に気が付かないことも多くあります。そこでおすすめなのが、火災保険の「申請サポートサービス」です。申請のプロがあなたに代わってすべての手続きをサポートし、保険金の最大化を目指します。
申請サポートとは？保険会社や代理店との違い
申請サポートは、保険会社とは無関係な中立の立場から、契約者の利益を最大限に引き出すことを目的としたサービスです。保険会社や代理店のように支払い側ではなく、受け取り側の味方として動きます。
プロレバは相談無料＆成果報酬型でリスクなし
火災保険申請サポートのプロレバは完全成果報酬型のサービスで、保険金がおりない場合は一切費用がかかりません。相談料や調査費用なども無料です。
これまで40,000件以上のご自宅を調査し、認定率は90%以上。また報酬費用も業界最安の28%（税別）と、高品質低価格のサービスを提供しています。
よくある質問（FAQ）
火災保険の申請サポートを初めて利用する方にとって、「本当に保険金は増えるの？」「相談だけでもいいの？」「保険会社との関係に影響はない？」など、さまざまな不安や疑問があるかと思います。このセクションでは、実際にお客様からよく寄せられる質問にお答えします。申請のタイミング、相談の流れ、必要な書類、そして費用面まで、事前に知っておけば安心できる情報をQ&A形式でまとめました。不安を解消し、安心して一歩踏み出していただくためのヒントになれば幸いです。
Q. 保険会社との関係に悪影響はありませんか？
まったく問題ありません。申請サポートは契約内容に基づいた正当な請求をサポートするもので、保険金の不正請求やトラブルを起こすものではありません。むしろ適切な手続きを踏むことで、スムーズに認定されやすくなります。
Q. いつ申請すればいいですか？時効はありますか？
原則として、被害発生から3年以内であれば申請可能ですが、早めの対応がおすすめです。時間が経つと証拠が失われたり、経年劣化と判断されるリスクが高くなるため、被害を見つけたらすぐに相談しましょう。
Q. 写真や見積もりが手元になくても相談できますか？
はい、大丈夫です。現地調査や必要書類の整備も含めて、プロがサポートします。「何から始めていいかわからない」という方でも、安心してご相談いただけます。
Q. 相談だけでも大丈夫ですか？料金はかかりますか？
相談は完全無料です。さらに、実際に保険金が支払われた場合のみ成果報酬が発生する仕組みのため、費用倒れの心配は一切ありません。まずは気軽にご連絡ください。
Q. 給付されると掛け金が上がりませんか？
給付されても掛け金は上がりません。使ったあとについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
【まとめ】火災保険はいくらおりる？“損せず受け取る”ならプロに相談を
火災保険は、火事だけでなく台風や水漏れ、雪災、破損・汚損など、さまざまな被害に対応できる心強い制度です。実際には100万円以上の保険金が支払われるケースも多く、本来であればもっと多くの方が保険の恩恵を受けられるはずです。
しかし、自己申請による見落としや書類不備、判断ミスによって、支給額が大幅に減額されたり、まったく保険金が下りないケースも少なくありません。
だからこそ、火災保険の申請には専門的な知識と正しい申請方法が必要です。プロのサポートを受けることで、損せず、正当に保険金を受け取ることができます。
「これって対象になる？」「いくらくらいおりる？」そんな疑問がある方は、まずは無料相談から始めてみませんか？わずか数分のやり取りで、将来の安心につながる第一歩を踏み出せます。
